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アルメニア入国の小話

トビリシからこれまた20:20発の夜行列車でアルメニアのエレヴァンへ向かった。

エレヴァンの鉄道駅もメトロと直結しているため市内への移動が楽なためだ。

国境を越える際に一つだけ不安なことがあった。
バクーの鉄道駅


それはアゼルバイジャンのビザがパスポートにあるとアルメニアに入国する際、荷物検査やら厳しくなり最悪入国を拒否されるかもしれない、とトビリシで会ったアゼルバイジャン人に聞かされたからだ。

まさに犬猿の仲、不俱戴天の仇といった関係。

どちらの国にも言い分はあるようだが、ここでは触れないことにする。

アルメニア兵
アルメニアに入国する際にアライバルビザを取ったのは乗客の中では私一人で入国審査のある建物で手続きを行った。

お釣りがないからとビザ代のドル払いは拒否されジョージアラリが少し足りなかったがディスカウントしてくれた。

日本人か!とウェルカムムードだったが審査官が私のパスポートのアゼルバイジャンビザを発見してから突然顔色を変えた。

その後はきつい感じで色々質問を受けた。

なぜアゼルバイジャンに行ったのか?
なぜアルメニアに行くのか?
アゼルバイジャンに家族や子供はいるのか?
どこのホテルに泊まっていたか?
アルメニアではどこのホテルに泊まるのか?

特に泊まっていたホテルと泊まる予定のホテルはメモに取っていたので答えられるようにしておいた方がいいだろう。

まだ質問が続きそうだったが話を遮りこう答えた。

「アゼルバイジャンとアルメニアに起こった過去のことは大体知っている。トルコとの関係も。申し訳ないがそれは私の問題ではない。私の立場は中立で、私はただの旅行者だ。」と。

そういうとなぜか握手を求められ無事パスポートにビザが張られ入国審査が終わった。

話が前後するがジョージアを出国する際ロシア語表記の税関申告用紙を列車内で渡されるが、英語の申告書を下さいと言えば持ってきてくれる。

エレヴァン駅プラットホーム
そんなこともあったが早朝にアルメニアのエレヴァン駅に到着。

いかにも旧ソ連の駅という感じで威勢を張った外観の駅だ。

エレヴァン駅
駅構内はFreeWifiが使えたのでホステルにチェックインするまでの時間つぶしに役立った。

早速現金を引き出そうとATMへ行くとジョージアもアルメニアもATMが問題なく使え、さらに現地通貨とドルの選択ができるのがうれしい。

と、いうわけで特に大きなトラブルもなく美しい小国アルメニアで数日過ごした。


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