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欧米人もボッタクリにあう

バンコクでは観光にはまったく行かずにプールに行って水泳ばかりやっている。

運動がしたいのだけど蒸し暑いので走るのは嫌い。

しかし水泳は常に水の中にいるので汗をかいているのかも分からず気持ちいいのである。



さて、ボッタクリの話は泊まっているホステルのインターネットが何らかのトラブルで夜に使えず、近くのホテルに行って煙草を吸いながらネットをしていたところ「火を貸してくれ」と話しかけてきたカナダ人の話である。

そのカナダ人はカナダ生まれで今はドバイのノキアで働いていて通信会社のアンテナの基地局を立てる仕事をしているそうだ。

私がタイの次にUAEに行く話をして盛り上がり最後にボられた話をしだした。

カナダ人「昨日飲みに行ったらプッCショーを見ないかと客引きの男に言われて見に行ったんだ。1ビア100バーツって話で。」

「パッポンストリートのピンポンショー?」

カナダ人「ストリートの名前は覚えてない。それまでに結構飲んで酔っていた。それで男友達1人と女友達1人の計3人でいて、俺は行きたくない。でも友人2人は行きたいっていうからその店に行ったんだ。店に入ると女がプッCを見せてるんだけど小さな子供が店の中にいて最悪だった。本当にディスカスティングだった。もう店を出ようって友人達にも言って会計をするとレシートに5,400バーツとあった。」

「一人?」

カナダ人「3人で。みんなビール1杯しか飲んでないのにだぜ?ふざけるな!払う気はない。と文句を言ったら800バーツまで下がったけど納得いかないから警察を呼ぶぞ!というと好きにしろと言う。ずっと文句を言っていたらそのナイトクラブのプロレスラーのようなガタイのセキュリティーの男が出てきた。何か問題ですか?と言ってくるので話が違うということを言ったがどうにもなりそうにないので800バーツ払って店を出た。」

「被害額は大きくないからラッキーだったね。」

カナダ人「そのあとは酔いもさめてこの後どうする?って友人に言ったら『帰ってすぐ寝る。』って。
俺もすぐ寝て忘れることにした。何もしたくなかった。」

慰めにはならないだろうが日本のボッタクリは額が違うという話をした。

ちなみにそのカナダ人は身長185cm近くありサッカー選手並みの体格である。

ボッタクリにあったこと恥ずかしいけど誰かに話したい気持ち・・・、分かる。

私もこれまでに一度だけ上海でボッタクリにあったことがあるからだ。

上海のティーセレモニー詐欺


外灘を歩いているとき中国人カップルに写真撮ってと話しかけられその後ティーセレモニーに行こうと誘われたのである。

後で知ったのだがこれは有名な詐欺みたいだった。

トランジット10時間ぐらいの滞在で、時間あるしまぁいいかと思って行ってしまったのである。

詳細は置いといて会計すると3人合計2000元近くになっていた。

そのカップルは店とグルでカモをここまで連れてくる役だった。

その時の私も納得いかないと言って2000元を自分の分は300元くらいにまで下げさせたが払う必要はなかったと後でツーリストポリスに行ったときに言われた。

そいつらを捕まえたくて警察と一緒に詐欺にあった店に行こうと店を探したがなぜか見つからなかった。

あの時のやるせなさ、焦燥感といったらなかった。

高くついたが良い勉強になった。

冷静な判断が出来なかった理由は深夜過ぎに空港に着いて寝ずに徹夜で観光に行っていたからだ。

頭の働きが悪かったのは言うまでもない。

カナダ人の場合は飲み過ぎていて冷静な判断が出来なかったんだと思われる。

体調管理をしっかりして無理をしないことは旅行をするうえでも大事なことである。

この他にも詐欺師に話しかけられたことは何度もあってバンコクのシリラート病院の近くで妹が日本に留学に行くから助けてやってほしいと言ってくる男、ホーチミンで日本からの手紙を訳してほしいから部屋まで来てという女、クアラルンプールのモスク付近で日本人ですか?としつこく寄ってくるオッサン、キルギスの偽警官等すべて躱してきた。

歩き方の詐欺情報も参考になるので予習しながら楽しい旅をつまらなくしない努力も必要だ。

皆さんも気を付けよう。


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