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北回帰線が通る町 マスカット

UAEも北回帰線が通っているが砂漠のど真ん中なためアクセスが困難。

だが北回帰線はオマーンのマスカットにも通っている。

とあるモスクのミナレット

北回帰線や南回帰線、赤道という言葉になんとなく少年時代に憧れた記憶がある。

子供の自分には遥かかなたで行けない場所というイメージがあったためだと思う。

そんな少年時代の思い出とともにUAEからオマーンに陸路で移動した。

途中同じバスに乗っていた中国人夫妻がオマーンのアライバルビザを取れずにまたUAEに引き返すというハプニングもあった。

木一本生えない岩山
マスカットはドバイの計画的で整然とした街並みと異なり切り立った岩山の間に町を切り開いたような、日本とは全く異なる景観の町だ。

国の首都だが僻地感がかなり漂っている。

Ruwi clock tower
マスカットは良い車がバンバン走っていたりするがドバイに比べると質素でエンターテインメント性はほぼ皆無。

映画館はあるがかなり小さいものだった。

Bank Sohar
町でよく見かけるお店は銀行とコーヒーショップ。

コーヒーショップはこちらで働くインド人、バングラディシュ人、パキスタン人系の人々がやっているカフェのようなものでミルクティーが日本円で30円ほどと安くよく休憩に利用した。

オマーンのバーガーキング
バーガーキングにマック、KFCもよく見かけた。

さて、北回帰線のモニュメントは台湾のようにあるのか事前に調べたがネット上では見つからなかった。

欧米人に聞いてもあまり興味はなさそうで「へー、通っているんだ?」という感じだった。

Ruwi エリアにある謎のモニュメント
ルウィ地区を歩いていたら上の写真のモニュメントを見つけこれが北回帰線のモニュメントなのではないかと近寄って調べてみたが何の表示もなかった。

地球と白いハトで世界平和を願うような意味は伝わってきた。

これをもって北回帰線モニュメントの探索はやめたが北回帰線の上を歩いたんだ、という自己満足感は満たせた。


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